カブ隊 その先へ(2024/11/23~11/24)

今年度2回目の一泊舎営。
一泊舎営は、食事を作り、オリエンテーションをし、一緒に寝ることで「小グループの中で、相互に影響しあう機会を提供する」効果を狙って、夏、秋に行っております。

■セレモニー
集合時間を13時に設定して、余裕を見てセレモニーを開始しました。セレモニー終了後、事前に食事のテーマの説明を行いました。また、コンテスト形式で各組の料理を副長、隊長が審査することを説明しました。

ボーイスカウトからデンコーチ(カブ隊の組(デン)の面倒を見る上級隊のスカウト)に参加してもらい、カブスカウトを助けてもらいました。また、ローバー隊にも参加を頂き、組の活動を支えて頂きました。

■食材買い出し
今回のテーマは防災への備えとして各組3000円の予算で防災食を各組で調理します。
隊からは「食材は使い切る。あるもので作る。ごみを出さない。」をテーマにメニューを3つ作る指令をだしました。
・トマト缶を使った煮込み
・ポリ袋で炊くご飯
・天使のデザート南極風
テーマに沿って各組がメニューを考え、食材を購入しました。

■料理開始
高州公民館に戻ったら調理開始。各組、調理開始時間はバラバラです。
ポリ袋で炊くごはんは、買い物前に、ポリ袋に米を0分ほど浸します。その後、25分ほど沸騰したお湯で湯煎し、10分ほど蒸らしたら出来上がりです。炊き方によっては芯が残っているものもありましたが、十分に美味しく炊けました。天使のデザートは南極観測隊の調理隊員のレシピでヨーグルトにフルーツ缶の汁を混ぜた簡単なものです。
メインの防災食は、
1組;鯖のトマト煮込み
2組;豚肉のトマト煮込み
3組;トマトカレー
を作りました。
食器を汚さないように、お皿にラップを敷く工夫やアルミホイルでお皿を作るなどの工夫を随所に発揮してくれました。

いつもイージーオープンエンドのプルトップ缶の缶詰を利用しているため、缶切りで缶詰を開けるのは初めてというスカウト達が多かったことに驚きました。缶の淵に缶切りを引っ掛け、前傾させて刃物を蓋に差し込み穴をあけ、上体を起こし、後ろ向きにずらして缶を開ける。言うと簡単だが、初めてだと難しいこと難しいこと。ただ、1つ開けると慣れたもの。すぐにうまくなるのは、流石と感心しました。

■移動
歩行者に邪魔になら何用に1列になって高州中学校に移動しました。
ハバザックだけには収まりきらないため、シート、寝袋を詰める大きいリックを背負って高州公民館から高州中学を目指しました。

■進捗確認、スタンツ準備
うさぎ、しか、くまそれぞれのスカウトの進歩確認をデンリーダと一緒に行いました。
クリスマス集会に向けてスタンツの準備を開始しました。

■就寝
21時30分に完全就寝。ただ、ちらほら声が聞こえてくるので、指導者から叱られていました。

■起床、スカウツオウン
ローバースカウトがスカウツオウンを行ってくれました。レクチャーなどをしつつ、お話してくれました。

■朝ゲーム
人間知恵の輪を行いました。内側を向いて輪になり、隣の人以外の人と右手を繋ぎます。そして、一つづ解きながら、輪になったら勝ちです。
絡み合う手を離さずに如何に解いて、円にするか、そこがポイントです。起床してばかりで上がりきってない脳CPUをフル回転させて、内側に回ったり、組み合った手の上下に動き、輪を作っていきました。

■朝食
組長次長がパンとジュースを配布して、各組で円になり朝食をとりました。

■掃除
来た時よりもきれいに。柔道場、剣道場、廊下、トイレを1時間かけて掃除しました。

■閉会セレモニー
一泊舎営、おつかれさまでした!
デンコーチ、ローバースカウト、お手伝いありがとうございました。