カブ隊 夏キャンプ下見(2024/7/15)

7月15日に夏キャンプの下見をしました。2回目。
今回のメインは、ハイキングと夏キャンプの帰路の食事調達と日原鍾乳洞の確認です。夏キャンに向けての最終確認の下見です。
前回、奥秋キャンプ場からの帰路が5時間かかったことを考慮して、6時に新浦安に集合。流石に、みんな眠そう。石川PAで休憩を入れて、山梨の奥秋キャンプ場に8時45分に着。キャンプ場では、本部テント、個人テントの設置場所、キッチン、冷蔵庫の確認などチェックリストに基づいて、要領良く確認しました。

その後、2班に分かれて、確認しました。
1班は3日目に予定している高尾天平(たかおでんでいろ)のハイキングルートの確認。「でんでいろ」とは漢字の意味から考えると、山の平らなところという意味なんかね。「でん」は天だとして、「でいろ」はどういう言葉の変遷をたどったんだろう。昼食をとった店に置いてあった丹波山村史を斜め読みしましたが、「でんでいろ」に関する記載がありませんでした。「でんでいろ」とは山梨の方言なのか、由来を知ってる方は、是非、教えてください。

2班は病院、食材の調達のための道の駅、途中参加者のために最寄のバス停の確認。

高尾天平には、奥秋キャンプ場を下った場所から少し上がった場所からルートを入りました。最初は、木漏れ日差し込む中、夏の暑さも忘れ、意気軒昂に登っていきました。ただ、その元気も徐々に失われました。甘く見てました。連日の雨のため、道の状態が悪く、所々、瓦礫が転がり、木々が倒れ、コースを防いでいるため、避けながらジグザグに登っていく過程で体力をとられました。中継地点である藤タワに行く頃には、長袖を脱ぎ、汗と泥だらけ。高尾天平から植生が変わり、平らな緩やかな道を歩きながら見える下界の風景は美しい。林が開けた箇所から見える丹波山村は広々とした気持ちいい景色でした。下りは、道はぬかるんでいましたが、比較的に楽に下山することできました。所要時間、およそ2時間30分でした。
ただ、完全に我々の調査不足でした。最高到達地点は1000メートルあるので、それなりに準備が必要であることを痛感しました。ちょっとカブ隊のスカウトを連れて行くのは難易度が高いため、高尾天平は諦め、隣のグリーンロードをハイキングコースにしたいと思います。

高尾天平は、トレイルランに最適なコースです。紅葉の季節にでんでいろを疾走し丹波山川で水浴びしたいと思ったのは私だけか。。。

昼食は、ご当地名産の鹿のラーメンを食べて、次の目的である帰路の食事調達と日原鍾乳洞の確認です。

山梨から奥多摩への道のりは、片車線になる箇所が多く、「これ、マイクロバスで通れるか」と心配しながら日原鍾乳洞へ到着。薄々気が付いていましたが、日原鍾乳洞には、やはりマイクロバスを止めれる場所はなく、途方にくれました。ただ、ここで諦めないのが浦安第2団。すぐさま違う案として、奥多摩湖周辺でスカウト達が勉強になる施設を探し出しました。
電波が届かいない奥多摩の下、Googleで「奥多摩 水と緑のふれあい館」を見つけて、車で急行しました。そう言えば、大学生の時、図書館で借りて石川達三の小河内村を舞台にした小説を読んだな、いや水上勉だっけ、松本清張だっけ、と思い巡らせながら、奥多摩湖に到着。小説の内容をうっすら思い出しながら、やっぱり石川達三だと思い、ダム建設にまつわる奥多摩湖(小河内湖)の歴史、水道局事業を紹介する施設を見て、最上階の売店でお土産を買い展望台から霧で曇り色に飾られたダムを見つめました。何を思ったのか、ふと下見の集合写真を撮ってないことを思い出し、ダム前にて記念撮影して、新浦安への帰路につきました。

新浦安についたのは18時30分頃。一日かけての夏キャンプの下見、お疲れ様でした!
改めて下見の大切さを学ぶとともに、抜かりない計画を立案しなければ思う日でした。