メリークリスマス＆今年こそ見せろカブ魂（2024/12/22）

クリスマス集会のでスタンツの最終確認のため、団の集合時間より30分早く集まり、各組で分かれて練習を開始しました。スカウト達は、家庭で小道具を作り、シナリオを覚え、完成度を上げてきました。動き流れの最終確認に熱が入ります。デンリーダーに指示されるではなく、スカウト同士で立ち位置やセリフの抑揚を修正して練度を上げていきました。

まず、カブ隊での開会セレモニーを行いました。その後、練習してきたＵ字形で浦安第2団の全体集合を行いました。ただ、浦安第2団の集合したスカウトだけでも50名以上の大所台のため、Ｕ字の形態をつくるのに時間を要し、苦戦しながらも綺麗に整列し、開式。その後、各スカウトは、隊長から進級の記念を授与頂きました。これにて、来年度からうさぎスカウトはしかスカウトに、しかスカウトはくまスカウトに進級します。

その後、ベンチャースカウトの活動報告を受け、先輩の活躍に刺激をうけました。ベンチャースカウトになるとサイクリングの行動距離が100キロになることに驚き、能登のボランティアの活動への参加報告に感銘を受けました。

待ちに待ったスタンツの発表です。スタンツは、１，２，３組の順で発表を行いました。鉄鋼会館の会場は、天井が高く、小学校の体育館並みの広さのため、大きな声を出さないと声が届かないことを、デンリーダーから最後の指示を頂き、各スカウトは熱き思いを胸に秘め、舞台の幕が開けました（比喩です。舞台、幕はありません。。。）

スカウト、指導者、保護者の計100名あまりの視線が、舞台に集まります。緊張の中、1組の「鶴の恩返し」が始まりました。おそらく、父親から借りてきたんだろう大きいＴシャツやＹシャツを被り、鶴になりきったスカウト、錦繍の帯をすずらんテープで自作したスカウト、練ってきました。段ボールをつなぎ合わせて作った家がグッドポイントでした。
2組は、「かさ地蔵」です。じっさま役のスカウトが、入りから大きな声で観客の心をつかみました。じっさまになりきっている。地蔵役が2人しかいないと思ったら、観客から4名に声をかけ地蔵役をやってもらう粋な計らいで、会場が沸きます。地蔵が歌う「どこじゃどこじゃ、じっさまのうちは?」の歌は、ハーモニーができてました。自作の段ボールで作成した傘はマジックで藁を表現する見事な出来栄えでした。
3組は、「おむすびころりん」です。抑揚をつけた大きな声で、「お腹がすいたから、おにぎりでもおたんべようか」のセリフが始まりました。おにぎりを会場に投げ、拾った人がネズミ役になるストーリーで会場を巻き込んでいきました。ちゅちゅんちゅんと言いながら、手を前に折り曲げ一斉に回る姿が可愛かった。よいおじいさんと意地悪じいさんは同じスカウトがなりきり、それぞれ特徴、いいお爺さんは、笑顔を振りまき、意地悪爺さんは、いつも怒っている姿、を掴んで表現してました。
どの組も観客を巻き込みながら、スタンツを組み立て、会場を一体化させましした。お題に沿ったシナリオ、小道具、観客の巻き込み度合など、練習の成果が現れたスタンツでした。

ちなみに、指導者のスタンツは、新約聖書の「善きサマリ人（ひと）のたとえ」でした。旅の途中に強盗い襲われ、祭司やレビ人が通りすがったにもかかわらず助けないのに対し、いつも迫害を受けているサマリア人が応急措置をして宿屋に介抱する物語です。大人の本気を見せてやろうと思いましたが、緊張で全般的に動きが固い。練度が足りなかった。スタンツ終了後、サンタクロースからプレゼントを貰いました。

熱演から押しまくったスタンツは終了し、団全体で、隊、組、班に分かれケーキ作りを開始しました。スポンジ、生クリーム、チョココート、果物（オレンジ、チェリー、グレープ）、お菓子（トッポ、グミなど）でビーバー、カブ隊3組、ボーイ隊2班、ベンチャー隊、ローバー隊、保護者で、ケーキを作り、指導者の評価で競いました。
ネッカチーフをチーフリングでまとめたノットの部分を首の後ろに持ってくる料理基本動作を行ってから、フォーク・ナイフ・スプーンの武器を用意して、スポンジに生クリームをたっぷり塗っていきまました。生クリームの上に果物やお菓子をのせ、スポンジケーキを載せ、追いクリームをたっぷり載せチョコレートでデコレートする組、中間はなく、全ての果物を丸いケーキの上辺に集めてデコレートに力を入れる組、それぞれ創意工夫しながら力を合わせて作成しました。
結果、カブ隊１、2組は全体評価で同率2位の栄冠に輝きました。